製菓の学校編

奨学金をもらいながら通った製菓学校

私が高校生のころ、夏休みに親戚の家へ遊びにいったことがあった。
その家では自宅を改装して小さなケーキ店を経営しており、おやつの時間になると店頭に連れて
いかれ、なんでも好きなケーキを選んでいいと嬉しいことを言ってくれた。
当時食べざかりの女子高生だった私は、真っ赤なイチゴがのったショートケーキとふわふわ美味しそうなモンブランを選んだ。 ひとたび口に入れると華やかに広がる甘い香り。
なんだかなくなってしまうのが惜しい気持ちで、ちょっとずつ大事に食べたものだ。

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厨房で作っているところを見学させてもらうと、甘い香りが充満するキッチンでまるで魔法の
ように次から次へとケーキが出来上がる。 なんだか夢を見ているようで、私もこんな風にケーキを作りたいと一念発起。 いままでお菓子作りなんてしたことがなかったのだが、製菓学校へ進学することに決めた。 しかし我が家は専門へいけるようなお金がなく奨学金制度を利用しなんとか入学。 基礎からお菓子作りを学び、たくさんの仲間やライバルもできてとても楽しい学校生活を送ることができた。

卒業後は先輩のケーキ屋に弟子いりし、数年働いて奨学金も返し終わりやっと今年自分の店の
オープンにこぎつけたところだ。 まだオープンしたばかりで苦労するところは沢山あるものの、病院帰りに立ち寄ってケーキを選ぶ子供の泣き顔から笑顔に変わる瞬間や、おいしかったよ
の一言がとても私をいやしてくれる。 まだまだ私の「幸せ」は始まったばかりなのだ。

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